洗濯機の電気代を節約する方法8選|1回いくらかかるかも徹底解説

洗濯機の電気代を節約する方法8選|1回いくらかかるかも徹底解説

「洗濯機の電気代って実際いくらかかっているの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。毎日使う洗濯機だからこそ、電気代の積み重ねは意外と大きくなります。特に乾燥機能を使っている場合、年間で数千円〜数万円の差が生まれることも。この記事では、洗濯機1回あたりの電気代の目安から、今日すぐ実践できる8つの節約方法まで、具体的な数値をもとに徹底解説します。電気代を賢く抑えて、家計をスッキリさせましょう。

目次

洗濯機の電気代は1回いくら?洗濯のみ・乾燥込みの目安

洗濯機の電気代は1回いくら?洗濯のみ・乾燥込みの目安

洗濯機の電気代は、機種の種類や使用するコースによって大きく異なります。

大きく分けると「縦型洗濯機」「ドラム式洗濯機」の2種類があり、それぞれ消費電力の特性が異なります。

また、洗濯のみの場合と乾燥機能を使う場合では、電気代に大きな差が生まれます。

まずは各タイプの1回あたりの電気代の目安を確認しておきましょう。

縦型洗濯機の電気代|1回約2〜4円が目安

縦型洗濯機(洗濯のみ)の1回あたりの消費電力は、約50〜100Wh程度が一般的です。

電気料金の目安単価を31円/kWh(資源エネルギー庁の参考値ベース)とすると、1回あたり約1.5〜3円程度になります。

洗濯物の量や水温設定によって変動しますが、標準コースで6〜8kgの洗濯を行う場合、1回約2〜4円が現実的な目安です。

縦型洗濯機は洗濯のみであれば消費電力が低く、電気代の観点ではかなり経済的といえます。

項目 目安値
消費電力(1回) 約50〜100Wh
電気代(1回) 約2〜4円
標準的な洗濯時間 約30〜45分

ドラム式洗濯機の電気代|乾燥込みで約30〜60円

ドラム式洗濯機は、洗濯のみであれば縦型と同様に1回約2〜5円程度です。

しかし、乾燥機能(ヒートポンプ乾燥またはヒーター乾燥)を使用すると話が変わります。

ヒートポンプ乾燥搭載機種であれば1回あたり約800〜1,000Whの消費電力で、電気代は約25〜31円程度。

ヒーター乾燥タイプの場合は消費電力が大きく、1回あたり約1,000〜2,000Wh、電気代は約30〜60円になることもあります。

種類 洗濯のみ 乾燥込み
縦型洗濯機 約2〜4円 (別途乾燥機が必要)
ドラム式(ヒートポンプ) 約2〜5円 約25〜35円
ドラム式(ヒーター) 約2〜5円 約30〜60円

乾燥機能で電気代が10倍以上になる理由

なぜ乾燥機能を使うと電気代が急激に上がるのでしょうか。

洗濯工程のモーター駆動は比較的消費電力が低い一方、乾燥工程では衣類から水分を蒸発させるために大量の熱エネルギーが必要になります。

ヒーター乾燥タイプは電気ヒーターで直接加熱するため、消費電力が1,000〜2,000W以上になることも珍しくありません。

一方、ヒートポンプ乾燥は熱交換の仕組みを活用して少ない電力で効率よく乾燥できるため、同じドラム式でもヒーター乾燥の約1/3〜1/2の電気代に抑えられます。

洗濯のみなら1回2〜4円、乾燥込みなら30〜60円と、最大で10倍以上の差が生まれるのはこのためです。

月間・年間で計算するといくら?洗濯機の電気代シミュレーション

月間・年間で計算するといくら?洗濯機の電気代シミュレーション

1回あたりの電気代が分かったところで、次は月間・年間でどれくらいのコストになるか試算してみましょう。

日々の小さな積み重ねが長期では大きな金額になることを知ることで、節約のモチベーションが高まります。

1日1回洗濯した場合の月間・年間コスト

縦型洗濯機で洗濯のみ(1回約3円)を1日1回行った場合のコストを試算します。

  • 月間(30日):3円 × 30日 = 約90円
  • 年間(365日):3円 × 365日 = 約1,095円

洗濯のみであれば年間でも1,000円前後と非常に経済的です。

ただし、1日2〜3回洗濯するご家庭では年間2,000〜3,000円規模になることもあります。

乾燥機能を毎日使うと年間いくらになる?

ドラム式洗濯機で乾燥機能を毎日使った場合、コストは一気に跳ね上がります。

ヒーター乾燥タイプ(1回約45円)で1日1回使用した場合の試算は以下の通りです。

  • 月間(30日):45円 × 30日 = 約1,350円
  • 年間(365日):45円 × 365日 = 約16,425円

ヒートポンプ乾燥タイプ(1回約30円)でも、年間で約10,950円のコストがかかります。

乾燥機能の使用頻度を週3回に減らすだけで、年間5,000〜7,000円程度の節約が期待できます。

自分の洗濯機の電気代を計算する方法

自分の洗濯機の電気代を正確に把握したい場合は、以下の計算式を使いましょう。

計算式:消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(時間)× 電気料金単価(円/kWh)= 電気代(円)

消費電力は洗濯機本体の取扱説明書または背面のラベルで確認できます。

電気料金単価は契約プランによって異なりますが、目安として31円/kWh(2026年時点の標準的な参考値)を使うと計算しやすいです。

例:消費電力500W、乾燥時間2時間、単価31円/kWh → 500÷1,000×2×31=31円/回

より正確な計算には、コンセントに取り付けるタイプのワットチェッカー(電力計)を使うと実測値が確認できて便利です。

今日からできる!洗濯機の電気代を節約する8つの方法

今日からできる!洗濯機の電気代を節約する8つの方法

ここからは、電気代を実際に削減できる具体的な8つの節約方法を紹介します。

難しい設備投資は不要で、今日から実践できるものばかりです。

節約効果が高いものから順に解説しているので、上から順に取り組んでみてください。

乾燥機能の使用頻度を減らす【年間5,000円以上の節約効果】

最も節約効果が高いのが、乾燥機能の使用頻度を減らすことです。

毎日乾燥していたのを週4回に減らすだけで、ヒーター乾燥(1回45円)の場合、年間で約5,475円の節約(週3日分:45円×3日×365日÷7≒7,040円→週4回に→差額約5,000円超)になります。

晴れた日は外干し、天候が悪い日だけ乾燥機能を使うというメリハリのある使い方が最も効果的です。

乾燥機能を完全にやめなくても、使う回数を意識するだけで年間5,000〜10,000円規模の節約が十分に可能です。

まとめ洗いで洗濯回数を減らす【年間1,500〜3,000円節約】

洗濯機を1回動かすたびに、電気代・水道代・洗剤代が発生します。

1日2〜3回に分けて洗濯しているなら、まとめて1回にするだけで大幅な節約になります。

例えば、1日3回→1回に減らした場合(1回3円+水道代約14円=約17円/回)、節約額は年間約12,410円(17円×2回削減×365日)になります。

電気代だけで換算しても、年間1,500〜3,000円程度の節約が見込めます。

洗濯槽の容量の7〜8割を目安に洗濯物をためてから洗うと、1回あたりの洗浄効率も上がります。

お風呂の残り湯を活用する【水道代も同時に節約】

お風呂の残り湯を洗濯に使うことで、水道代の節約に加えて間接的に電気代節約にもつながります。

温かい残り湯を使うと水温が高くなるため、洗濯機のヒーター加熱の消費電力を抑えられる機種もあります。

残り湯の水温は入浴直後で約40℃程度あり、水道水(冬場は5〜15℃)と比べて高いため、洗剤の溶けやすさ・洗浄力向上にも貢献します。

残り湯のすすぎへの使用は衛生上控え、洗いのみに使用するのがおすすめです。

バスポンプ(残り湯ポンプ)付きの洗濯機では自動で給水できるので、手間なく節水・節約が実現できます。

「お急ぎコース」「スピードコース」を活用する

洗濯機には標準コース以外に、「お急ぎコース」「スピードコース」「時短コース」などが搭載されていることが多いです。

これらのコースは洗濯時間が短い(標準の半分〜2/3程度)ため、消費電力を約20〜40%削減できる場合があります。

汚れが軽い衣類や一度着ただけのシャツなどには、スピードコースで十分な洗浄力が得られます。

ただし、頑固な汚れや泥汚れには向かないため、衣類の状態に応じて使い分けることが大切です。

毎日の洗濯の半分をスピードコースにするだけで、年間数百円〜1,000円程度の節約になります。

乾燥時間を短縮して部屋干しと併用する

乾燥機能をフルに使わず、途中(70〜80%乾いた状態)で止めて部屋干しや外干しで仕上げる方法です。

乾燥工程の後半は少量の水分を蒸発させるために多くの電力を消費するため、途中停止でも電気代を20〜30%削減できることがあります。

例えば、通常2時間かかる乾燥を1時間で止めて部屋干しで仕上げれば、1回あたり15〜20円程度の節約になります。

部屋干し特有の生乾き臭が気になる場合は、除菌・消臭効果のある洗剤を使うか、浴室乾燥機の換気機能を短時間使う方法も有効です。

洗濯フィルター・乾燥フィルターを定期的に掃除する

洗濯機のフィルターが目詰まりすると、排水効率や乾燥効率が著しく低下します。

乾燥フィルターに糸くずやほこりが詰まった状態では、乾燥に必要な時間が長くなり、消費電力が10〜20%増加することがあります。

乾燥フィルターは毎回使用後、糸くずフィルターは2〜3回に1回の掃除が理想的なメンテナンス頻度です。

掃除の手間は5分程度ですが、これを習慣化するだけで乾燥時間の短縮と電気代節約につながります。

さらに、乾燥経路(ダクト内部)のほこりも半年〜1年に1回は清掃すると、性能を長期間維持できます。

電気料金が安い時間帯に洗濯する【夜間・早朝がお得】

電気料金プランによっては、夜間(23時〜翌7時など)の電気料金が昼間より安い「時間帯別料金プラン」が設定されています。

東京電力の「スマートライフプラン」など、夜間の単価が昼間の約半額〜2/3程度になるプランを利用している場合、夜間に洗濯・乾燥を行うだけで電気代を大幅に削減できます。

乾燥込みで1回45円のところ、夜間割引適用で約30円前後に削減できるケースもあります。

多くの洗濯機にはタイマー予約機能が搭載されており、夜間の安い時間帯に自動で洗濯が完了するよう設定可能です。

ただし、深夜の洗濯機の動作音が近隣の迷惑になる場合があるため、集合住宅では時間帯に注意してください。

脱水時間を短めに設定する

脱水時間を標準より短くすることで、モーターの稼働時間を減らして電気代を節約できます。

標準の脱水時間は8〜10分程度ですが、5〜6分程度に短縮しても十分な脱水効果が得られる場合がほとんどです。

また、脱水でしっかり水分を絞っておくと乾燥時間の短縮にも直結するため、乾燥コースを使う場合は逆に脱水をしっかり行うほうが総合的な電気代節約になります。

乾燥機能を使わず外干し・部屋干しをする場合は、脱水を少し短くすることで衣類へのダメージ軽減にもつながります。

要注意!電気代が増えるNG習慣3選

要注意!電気代が増えるNG習慣3選

節約方法を実践する一方で、無意識に電気代を増やしてしまっているNG習慣も存在します。

思い当たる習慣があれば、すぐに改善しましょう。

少量で何度も洗濯する

洗濯機は少量でも満杯でも、1回動かすのに必要な基本電力はほぼ同じです。

少ない洗濯物を1日に何度も回すのは、電気代・水道代・洗剤代の三重の無駄遣いになります。

洗濯物は洗濯槽の容量の60〜80%をめどにまとめてから洗うのが最も効率的です。

ただし、詰め込みすぎ(90%以上)もNGで、汚れ落ちの低下や機械への負荷増加につながります。

乾燥機に洗濯物を詰め込みすぎる

乾燥機能では、洗濯物を詰め込みすぎると温風の循環が妨げられ、乾燥効率が大幅に低下します。

通常2時間で済むはずの乾燥が3〜4時間かかってしまい、電気代が1.5〜2倍になることもあります。

乾燥時の洗濯物は洗濯槽の50〜60%以下に抑えると、効率よく乾燥できます。

洗濯物が多い日は2回に分けて乾燥するほうが、1回でまとめてやるよりも総消費電力を抑えられる場合があります。

10年以上前の古い洗濯機を使い続ける

洗濯機の省エネ技術は近年急速に進歩しており、10年前の機種と最新機種では消費電力が20〜40%異なることも珍しくありません。

特に乾燥機能においては、ヒートポンプ技術の普及により最新機種はヒーター乾燥の旧機種と比べて電気代が1/2〜1/3になるケースもあります。

また、古い機種はモーターや各部品の劣化により、定格通りの消費電力を上回る電力を消費している可能性もあります。

製造から10年以上経過した洗濯機を使い続けることは、電気代の観点だけでなく、故障リスクの増加という意味でも注意が必要です。

節約に限界を感じたら省エネ洗濯機への買い替えも検討

節約に限界を感じたら省エネ洗濯機への買い替えも検討

日々の節約習慣を実践しても効果が限られている場合、洗濯機自体の省エネ性能を見直すことが根本的な解決策になります。

初期投資は必要ですが、長期的な電気代削減で十分に元が取れるケースも多いです。

買い替えを検討すべき3つのサイン

以下のいずれかに当てはまる場合は、省エネ洗濯機への買い替えを検討するタイミングです。

  1. 使用年数が10年以上:省エネ性能が現行機種より大幅に劣っている可能性が高い
  2. 乾燥時間が以前より明らかに長くなった:内部の劣化やフィルター詰まり以外に機械的な問題が発生している可能性
  3. 修理費が買い替え費用の半額以上:修理より買い替えのほうが経済的なケースが多い

経済産業省の省エネ政策ページでも、省エネ家電への買い替え支援情報が公開されています。

省エネ洗濯機を選ぶときのチェックポイント

省エネ洗濯機を選ぶ際に確認すべきポイントを整理します。

  • 省エネラベルの星の数:統一省エネラベルで星が多いほど省エネ性能が高い(資源エネルギー庁 統一省エネラベル
  • 年間消費電力量(kWh/年):カタログスペックで比較できる。数値が小さいほど省エネ
  • ヒートポンプ乾燥搭載かどうか:乾燥機能を使う場合、ヒートポンプ搭載機種は電気代が大幅に安い
  • 洗濯容量と家族人数のマッチング:容量が小さすぎると洗濯回数が増え、大きすぎると少量洗いが多くなる

買い替えで元が取れるのは何年後?

買い替えの費用対効果を試算してみましょう。

例えば、旧機種(ヒーター乾燥、年間電気代16,000円)から新機種(ヒートポンプ乾燥、年間電気代6,000円)に買い替えた場合、年間約10,000円の節約になります。

新機種の購入費用が10万円(縦型洗濯機・乾燥機一体型の場合)なら、電気代節約だけで10年で元が取れる計算です。

水道代の節約効果も合わせると、実際にはもう少し早く元が取れるケースが多いです。

家電量販店のポイント還元や環境省・自治体の省エネ家電補助金を活用すれば、実質的な買い替えコストをさらに抑えられます。

まとめ|洗濯機の電気代節約は「乾燥」と「回数」の見直しから

まとめ|洗濯機の電気代節約は「乾燥」と「回数」の見直しから

洗濯機の電気代節約について、重要なポイントを振り返りましょう。

  • 洗濯のみの電気代は1回2〜4円と非常に低いが、乾燥機能を使うと30〜60円に跳ね上がる
  • 乾燥機能の使用頻度を減らすだけで年間5,000円以上の節約が可能
  • まとめ洗いで洗濯回数を減らすことで、電気代・水道代・洗剤代を同時に節約できる
  • フィルター掃除・スピードコース活用・時間帯利用など、習慣改善で年間数千円の節約が積み重なる
  • 10年以上前の古い洗濯機を使い続けている場合は、省エネ機種への買い替えが長期的に最も効果が高い

まず取り組むべきは「乾燥機能の使用回数を減らすこと」です。

これだけで年間数千円〜1万円以上の節約につながる可能性があります。

次に「まとめ洗いの習慣化」「フィルター掃除の定期化」を組み合わせることで、無理なく継続できる節約スタイルが完成します。

日々の小さな積み重ねが、年間を通じて大きな節約効果を生み出します。ぜひ今日から一つずつ実践してみてください。

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